2011年09月30日

たけしと紳助


私もたけし紳助の違いを常々考えていたので、こちらのブログ記事はすごく興味深かったです。
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半年くらい前にアリオ亀有のキディランドで購入した本が、たけし「超思考」(幻冬舎)。
毒舌なんだけど、
自分をひけらかさない(自分にオチをつける)ところが芸人に徹してる!と思いました。

超思考 [単行本] / 北野 武 (著); 幻冬舎 (刊)

なかでも興味深かったのは、自分の絵を売らないところ。
(本には書いてありませんが、紳助は自分の絵を売るそうです)
そしてたけしは、映画監督でフランスのレジオンドヌール勲章をもらっているのに、
それにあやかろうとしません。
「ヨーロッパの知識階級は、基本的にハリウッド映画が嫌いなのだ。
そして、俺の映画は、
その商業主義のハリウッド映画の対極にある『芸術作品』ということになっているらしい」

とあくまでクールにシニカルです。

「ただ、俺は映画を撮ったけれど、
別に芸術作品を狙ったわけじゃない。
それが芸術みたいに言われても、あんまり嬉しくはない」
 

映画が高い評価を受けても「あんまり嬉しくない」と答えるたけしは、
たとえ高値をつけられても自分の絵を売らない理由をこのように述べています。

「それをやったらダメになる」

たけしの絵を「好きだ」という人にタダで譲ることはあっても、売ることはないそうです。
「売ってしまった以上は
『この絵が一千万円かよ』と嗤われても文句は言えないわけで、
そんな恥ずかしいことをするつもりはない」


こちらのブロガーさんは、
暴力団の本当の怖さを知っていたところに、たけし紳助の違いがあると書いています。
私は暴力団だけでなく、お金の怖さもたけしはよく知っていたと思います。

真説「たけし!」―オレの毒ガス半生記 (講談社プラスアルファ文庫) [文庫] / ビートたけし (著); 講談社 (刊)

それは幼い頃から染み付いた金銭感覚のせいかもしれないし、
たけしが浮かれているとすぐたしなめていた母親の教育方針によるのかもしれないし。
「一流レストランに行っても、ボーイや支配人がニコニコしながら
 『味なんかわからねぇくせに見栄はりやがって』と心の中で思ってんじゃないか。
 だから絶対いかない(「真説『たけし!』」講談社より要約)

と毒づくたけしの芸風は、
等身大の自分をよくわかっているからこそ皮肉ったものになるのかもしれません。

「執着しないということにかけては、映画の仕事だってそうで、
 それはもちろん好きでやってはいるのだけど、
 どこか必ず醒めた自分がいる。
(略)だから、何であろうが心から楽しむということができない」(「超思考」より) 


どんなに賞賛されても舞い上がることができないかわりに、裸の王様にもならないんでしょうね。
本人にとっては物足りないかもしれませんが、そこが違うのだと思います。


ブログ記事では中田カウスの例が取り上げられていますが、
暴力団と兄弟の杯をかわすほど「ズブズブの関係」になってしまったら、
世間ではただの芸人としてみなくなりますよね。
芸人としてみられなくなれば、笑いを引き出すことができなくなります。
「それをやったら芸人としてダメになる」
だけどその落とし穴は、自分では気づきにくいものなんです。

私には近しい人ほど遠ざけてしまう癖があって、
私を気に入ってくれる人とは積極的に交わろうとしません。
何故かというと、そうした落とし穴に気づきにくくなるからです。
ブログで反響があれば張り合いにもなるけど、
実体のないものに寄りすがれば自分を見失うことになる。
持ち上げられていい気になれば、いつの間にか手を引っ込められた胴上げ状態。

自分で気づきにくいなら、気づかせてくれる人を持てばいいのだけど、
なかなかそれが難しい。
本当のことを言ってくれるのはありがたいと思う一方で、
ズケズケと人の心に土足で入り込むタイプはNGだから。
人の心を汚して、散らかすだけ散らかして帰っていくタイプはダメなんですよ。
浄化するのに時間がかかります。

だけどクサイいいかたですが、そこに「愛」があれば、
胴上げ状態から叩きつけられてもなんとかなるものなんです。
たとえ自分を見失って頭を打つことになっても、立ち上がることができるんです。
転んでも揺り起こしてくれる人がいたり、
後輩を育てたり、感動したり、感謝する気持ちをもてたら人間なんとか生きていけます。

今夜の金スマでは、打ち切りになった若手芸人・ノッチ夫妻の番組企画(非公開)特集でした。
打ち切りになった理由は紳助の突然の引退です。
沖縄の民宿で半年間、ノッチは家族で住み込み。
その間に夫婦の絆を再確認するような演出。

どんなに意図的に作りあげた演出でも、
どんなに突然で迷惑をかけられた引退でも、ノッチ夫妻は紳助を責めません。
むしろ恩返しの気持ちで独立していこうとします。
この番組企画がきっかけで夫婦円満になれたからです。

「これからは個別に活動することになるだろうけど」といって
ノッチ夫妻はスタッフに別れを告げていました。
私にはその姿がヤラセには見えませんでした。
紳助が本当に極悪人で、後輩の面倒をみない先輩なら、
こんなふうに感謝しながら巣立っていく若手芸人はいないでしょう。


そう考えると、
私のように「自分を見失いたくないから」と人間関係に結界を張る?より、
たとえズブズブでも
紳助が「気心しれた人間関係で小さくまとまること」に価値を置くなら、それもOK。

たけし「超思考」でこのように語っています。

「芸術は麻薬なのだ。
 その味を覚えてしまった人間が、その味に溺れて死んでいくのは全然かまわない。
 阿片窟で死ぬようなもので、
 周りの人間がどんなに迷惑しようが、本人はそれが最高に幸せなのだ」


心から楽しもうとすれば、誘惑も落とし穴も避けてとおれません。


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posted by 亀有夕子 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | レビュー(本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月16日

アリオ亀有でマジックソープ


「私が入るお店じゃない」といつもスルーしていた、アリオ亀有2F のjungle
ここがクサイ!と気になって潜入してみた。

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そしたらやっぱりあった!!
一番下の棚の目立たないところにマジックソープ、しかも全種類、テスターつき!!
ぬかりなく新発売のグリーンティも押さえていてるっ!!
リキッドだけでなくバータイプ(石けん)もあり、
おまけによくわからないけど、マジックトナー(美肌化粧水)ってゆーのがあるっ!!
こりゃ便利!!
今度からリキッドタイプはここで買おう!!


とある方から聞くところによると、(東京では)アリオ亀有が大盛況。
アリオ川口アリオ西新井はそれほどでもないらしい。
私も川口&西新井のアリオへ行ってみたけど、亀有ほどしっくりこなかった。
駅から遠かったり、(併設されてる)ヨーカドーが奥のほうにあったり、
映画館へ行くのにすごく遠回りしなきゃいけなかったり、なんとなく不便。
アリオ亀有はちょうど歩きやすい敷地で、買物しやすい。
行ったことないけど、北砂のアリオも繁盛しているらしい。

下町のお店にはチョット置いてないような商品がしっかり取り揃えてあって、
駅&バスターミナルから近くて、
シャトルバスも運行していて、行き来しやすいところにあると、
亀有の住人じゃなくてもまた来ようと思えるもんなぁ。

posted by 亀有夕子 at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 亀有紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

〆にピッタリ、どさん子の限定麺


月替わりの限定麺は必ず頂くようにしている、どさん子ラーメン亀有南口店。
毎月変化に富んだラーメンで、ブログでアップしてない内容がたんまりあります。
いつもアップするタイミングを逃してしまうのですが、今月の限定麺はちょうど食べたかった味。
9月はまだあと半月あるので、早速紹介しておきましょう!

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どさん子の限定麺によく登場する、小麦胚芽入りの麺。
今月はパンで使用される小麦で作ったとか。
ツブツブの食感は食べごたえがあります。
つけ汁は塩味。(← 実は好物)
鶏のだしと笹がきゴボウの風味がやさしくて、この夏の疲れをトリ除いてくれるよう。(トリだけに)
今日はあっさりめがいいなぁ〜と思っていた時に、ちょうどいい味付けでした。

食べた後はこのつけ汁に、+ご飯or カツオだしで割ってくれます。
いつもはそのまま残す私も、どんなご飯になるのか試してみたくて、
相棒と一緒に +ご飯でオーダー。
雑炊みたいに最後まで美味しく頂けました。
これは〆のラーメンにぴったり。
posted by 亀有夕子 at 23:33| Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする