2012年05月10日

池上遼一@週刊漫画TIMES


週刊漫画TIMES
池上遼一の単発連載。
といっても、3年前からつづくシリーズものみたいです。
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→ ※イケナイことだと知り、店内画像を削除しました。m(_ _)m(2013年6月27日)

主人公はマントをつけた九の一。
色っぽい女忍者・・・なんだけど、これって小山ゆうの「あずみ」とカブってない?

池上遼一の絵って色っぽいし、
ちゃんと大人と子供の描き分けができる劇画タッチで好きなんですよ。
こういう画力のある漫画家は、原作つきでかまわないからその絵で魅せてほしいですね。

だけどこの九の一、色っぽすぎる!!
九の一が色っぽいのは当然で、もうひとひねり欲しいところ。


「あずみ」の場合は、精鋭の女刺客でありながら、あの清潔感が魅力。
色じかけじゃなく、
っていうか色じかけなしで、刀で決着つけるところもカッコいい。
やってることは殺し屋でも、心は少年というか、けして「女」じゃない。
見た目は清純な娘なのに中身は男っていうのがおもしろい。

たとえば仲間が斬られると、あずみは必ず傷口を見るんだけど、
一目で「助からない」とわかると悔しそうに唇を噛みしめる。
その判断力のすばやさが「男」だと思う。
そして息途絶えるのをわかっていながら、そう思わせない最後の言葉をかける。

女なら、たとえ助からないとわかっていてもあきらめないし、
生き延びるための手当てをしたくなるもの。
「助からない」といわれても、
我が子を助けるためなら母親は、自分の命だって差し出すでしょう。
あずみがそれをしたら簡単に連載が終了してしまうので、やっちゃいけません。(^^;

だから坂本竜馬を好きになっても、
抱かれそうになっても、
すんでのところでジャマが入っても、やっぱりな〜と思ってしまう。
あずみが「女」になってしまうと、刺客でいられなくなってしまうような気がする。
あれだけ一本気なキャラが男に惚れたら、まっすぐいくでしょう?

小山ゆうが描く坂本竜馬は、いろんな意味で汚染されてない。
「抱いてください!!」とあずみから告白されて、
男に慣れてないと気づいても、
「ラッキー♪ 初モノいただいちゃう〜」みたいなノリにはならない。
そういったイヤらしい、俗物的じゃないところが、あずみと共通してる。

120510_1420~01_Ed.JPG

↑ このコマ読んで、相棒に聞いてみた。

「(昔の)宮沢りえのヌードは
 『きれい』とか『赤ちゃんみたい』とかいわれてたけど、
 『きれい』といわれるヌードと
 『エロい』といわれるヌードでは何が違うの?」


「そういう気持ちにさせるかどうか、ちゃう?」

ごもっともで。
愚問でした。m(_ _;)m
posted by 亀有夕子 at 14:47| Comment(2) | TrackBack(0) | レビュー(本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
相棒さんのご意見に一票。

その通り、激しく同意とお伝え下さい(笑)。
Posted by M宅 at 2012年05月10日 21:10
相棒からは、
「なんでそんなこと聞くん?」と言わんばかりの顔で即答されました。
なんかもう、グウの音もでなかったです。(^^;


Posted by 亀有夕子 at 2012年05月11日 10:16
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