2010年03月15日

熱血教師スペシャル「居場所をください 〜愛と涙の密着1000日〜」

ところどころしか見れなかったけど、この番組で今村克彦先生を初めて知りました。
元暴走族で元教師。
いかにも教頭先生やPTAがあわてそうなキャラですね(^^)。
河内弁かな?
「ワレ」って言ってるから。

苦手意識を持つ人はいるだろうけど、こういうタイプ、私はキライじゃないです。
ガラが悪くても露悪的でも、この方は自分のキャラがわかってて、それを子どもの前で出し切れる大人なんです。
仮面を被り、借り物みたいなルールで生きる大人が多い中、本音で子ども達にぶつかっていける稀有な人だと思います。
今村先生は、こじれた親子の問題点を鋭く捉えていました。

母子家庭で母を手伝い、妹や弟の面倒をみていたセリカちゃんは中学校で不登校に。
母親はその原因がわからないまま今村組に参加させます。
笑ってばかりで本音を語れないセリカちゃんを、今村先生は最初から叱咤激励していました。
そして家出する彼女の心の声を引き出します。

お母さんは自己中。
 男の人を家に連れてくる。
 親やったら子どものために断るのに、そうやない。
 自分がイヤやから『もう来んとって』って言う。


セリカちゃんはお母さんのために家の手伝いをし、妹達の世話をし、勉強もがんばっていたのに、お母さんは自分のために男の人を出入りさせ、自分の都合で断っている・・・これは子どもにとって不貞行為ですね。
今村先生はお母さんに言います。

ふつうやったら、もっとグレてるで。

そしてお母さんに、どうしてセリカちゃんがそこまでグレないのか問いかけます。
答えられないお母さんにファイナルアンサー。

母親を求めてるからやろ。
 親のことあきらめてたらこの程度で済まへんで。


これはもう、ストレートに教員採用試験をパスしてきた先生では見抜けないと思います。
娘が母親を求めていると踏まえたうえで、今村先生はつづけます。

いつまでも女でいようと思うことは、別にええと思うよ。
 でも、母親でいることは女を捨てることやないやろ。
 母親でいても女でいられると思うで。


・・・どうしたらこんなにツボを掴んで話せるんでしょう。
マイッタ!って感じです。
テキスト片手に説明するような話し方じゃなくて、人として向き合っているのがよくわかります。

正直私はよくわかりませんでした。
家に男性を連れてこられて、傷つく子どもの気持ちが。
身近でそういう話を聞くことがあっても、ピンとこなかった。
連れてくるだけでそんなに傷つくものなのかと。
でもこの番組をみて、どんなに子どもが裏切られた気持ちになるのか少しわかったような気がします。

子どもなら、その男性と母親がどういう関係なのかすぐに気づきますよね。
いい子にしていた娘ほど、母親の裏切りは深い闇になってしまいます。
やっと本音を話せたセリカちゃんは泣いていました。

今村先生を見ていると、私がカウンセラーをやらない理由が明確になります。
イヤなんですよね。
皆と同じやり方で、決められたルールに従って、人格者みたいにふるまう仕事が。
自分の個性を抑圧してるのに、他人の個性を尊重できるか!!って。
今はブログと自宅で解放してるから、なんとか保たれてるのかもしれません。

来談者中心療法とかSK法とか勉強しても、あくまで参考であってそれがすべてじゃない。
今村先生は独自のやり方でどんどん体当たりしていきます。
あれだけハードな個性なら組織(学校)の中ですごく浮くだろうけど、今は独立し、不登校で悩む子ども達に踊りを教えているそうです。
そのほうがすごく合ってると思います。
ラベル:今村克彦
posted by 亀有夕子 at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ番組から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

赤井英和・50才の挑戦

くろすかうんたー
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先日の興味深かったテレビ番組。

50才の赤井英和が、28才の長谷川穂積と公開スパーリング。
廃部になった母校の後輩たちを励ますために。
かつて「なにわのロッキー」と呼ばれた赤井英和が、現役の世界チャンピオンにどんな勝負を挑むのか。

アルコール厳禁の減量中、あやしい素振りの赤井英和。
トレーナーも奥さんも疑惑の目。
ウエイト・トレーニングで音を上げながら、スパーリングではいい構えをする。
「まだまだやれますよ」とトレーナー。

そこで目標設定。
対戦相手の名前を公表し、「75kgまで体重を落とさなければリングに上がらせない」。
世界チャンピオン・長谷川穂積と聞いた瞬間、本気になる赤井。

目標が決まった途端全力疾走。
ボクシングの魅力はここから始まると思う。
遊びじゃない。
本気で始めていくスポーツ。
試合に向けて自分のすべてを最高のコンデションに持っていく。
移動中の新幹線で赤井の言葉が印象的だった。

「思い出したわ、昔もこうやった。
ドキドキして興奮して、試合前は眠れんかったなぁ。」


試合はまさに、アリスの「チャンピオン」
老いたボクサーが若きチャンピオンに挑戦する。
王者・長谷川も本気で狙う。
3Rから赤井のスタミナ切れが目立ちはじめた。
ダウンしても立ち上がり、最後まで闘う勇姿は気迫そのもの。

「廃部になっても、試合に出場できなくなっても、ボクシングは身体ひとつでできるスポーツ。
 諦めないでほしい。」

身体張って生き様をみせるところが、いかにも体育会系。
posted by 亀有夕子 at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ番組から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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